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等級とはランクでなく、大きい葉と小さい葉では成分の溶ける抽出時間が異なるため、同じ大きさと形状のものをグループ分けしたものです。品質とは特に関係ありません。 また等級の頭にF(フラワリー)がついてるものは新芽(チップ)が多く含まれているので高級とされる。また、TGという等級はその年の最初に摘んだ(ファーストフラッシュ)、ゴールデンチップと呼ばれる黄色がかった新芽が沢山含まれていることです [フルリーフ (茶葉型)] 抽出時間-約5分 ◆OP(オレンジ・ペコ) カットせずよじったもの、細長く大きい葉(7?11mm)チップを多く含み水色は明るい。デイオペッホという中国語を語源とし、紅茶の水色が橙になることからオレンジ、ペッホという発音が取られてペコとしたとされる ◆P(ペコ) 太めでOPの次に長い葉(4?5mm)水色は濃く深い味は強いコクがある ◆PS Pより小さくゴツゴツした硬さがみられる。香り、水色は淡く、味も淡白です。 ◆S(スーチョン) 太めで丸くて小さい葉、水色はやや薄く、味はやや強い。中国語で「少ない」を表す。 [ブロークン (B・砕茶型)] 抽出時間-約3分 ◆BOP OPを細かくカットしてふるいにかけ、2?3mmにそろえたもの。品質が優れ、チップを多く含み香りがフル―ティー、水色はオレンジ系の赤、味はまろやかでコクがある。 ◆BPS PSをカットしたもの、増量などに用いられる事が多い [ファニング(F)&ダスト(D)] 抽出時間-約2分 ◆BOPF BOPをふるいにかけた際に落ちる小さい葉(1?2mm)。水色が濃く、味が強く、コク、濃厚で強い渋みがある。ティーバックや煮出し式ミルクティーに使われる ◆F BOPFをふるいにかけ、落ちる砕けた葉や芽。香りの点でBOPFより弱いが、水色は濃く強い渋みがある。主にティーバックに使われる ◆D 最も細かく砕かれた塵状の葉。水色は黒っぽい、渋みが強く重い。主にカフェイン精製の材料として使われている。余りもののようだが品質のよいBOPから出たものは高値で取引される | |
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